火星はなぜ赤いのですか?

火星の特徴的な赤い色は、その表面にある酸化鉄(非常に平たくいってしまいますと「赤さび」)が原因です。
火星の砂に含まれている鉄分が、火星の表面にかつて存在した酸素(その起源は水の可能性が高いです)と結びついて、このような赤い色になっています。

なお、多くの天体は遠くからみても色を見分けることがほとんどできません。人間の目は弱い光の物体の色を識別することが苦手なためです(例えば土星や木星は、夜空では明るいですが、肉眼では同じ「白っぽい天体」に見えます)。
火星は地球に近く明るいため、表面の色が直接天体の色として見えているという珍しい例になっているのです。